自然の楽園麻機沼

麻機遊水池、いわゆる麻機(浅畑)沼は、その昔、安倍川が流れていた跡という。
駿府(静岡市)に隠居した徳川家康が、城下を水害から守るため「さつま土手」を築き
安倍川の流れを変えたため、残された川筋が沼になったという。
麻機遊水池は、洪水の調整池の役目とともに干潟は自然の楽園となった。
さまざまな鳥類などの生息地、渡り鳥の通過地となった。


この沼も、周辺の都市化で洪水の調整池の役目を果たせなくなり
静岡県は総合治水対策として、200ヘクタールを多目的遊水池に指定し
沼の掘り下げなどを工事し洪水時の調整池としている。


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