鉄舟寺(久能寺)

概要:

鉄舟寺は、もとは久能寺という奈良時代豪盛な寺であつたが、今川時代に甲斐の武田信玄により駿河が侵食されたとき、日本平の天然の要害地にあったところから、山城築城のため、現在地に強制移築させられた。
その後、明治期には廃仏毀釈の荒波で衰退していたが、幕末の俊傑、山岡鉄舟の発願により再興をはじめ明治43年遺命をつぎ、久能寺がよみがえり鉄舟寺と呼ばれるようになった。

見所:

国宝、紙本墨書法華経(久能経)を所蔵。現在jは東京国立博物館に寄託
悲劇の武将源義経愛用と伝えられている薄墨横笛がある。笛の添え状には文禄4年、駿河国城主(駿府城主)中村一氏が補修したという記録がある。
また、この笛の演奏会が、今なお開かれている。

住所:

静岡市清水区村松2188    電話:0543-34-1203

交通:

静岡鉄道:入江岡駅下車、南へ
静鉄バス:村松下車
鉄舟寺の観音堂
室町期の建造という
国宝、紙本墨書法華経(久能経)のコピーを撮影


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