蒲原城
概要:
蒲原城跡は、静岡県の蒲原町の背後にそびえる標高150mの城山に位置する中世城郭で、戦国の堅城として知られ、今なお築城遺構を残す。
蒲原城創築の確実な史料はないが、南北朝時代、今川氏の東の抑えを果たす支城として蒲原氏が城郭を構えたと推測されている。
その後、今川氏衰退を受けて北条氏が城に入ったが、永禄12年12月西上する信玄軍により陥落させれたが激戦だったという。
見所:
遺構は、いわゆる峰式の山城で山頂に一の曲輪を置きこれを挟んで一直線上また階段状に各峰を削平して曲輪を構築している。
南曲輪には「蒲原城跡」の石碑と北条新三郎とその家臣を奉った城山八幡宮があり、北曲輪(善福寺曲輪)は物見台等が再現されている。
南曲輪からの駿河湾、富士山の眺望がすばらしく、また春には城山八幡宮の周りに植栽されている桜が開花し、隠れた桜の名所として親しまれている。
住所:交通
JR新蒲原駅下車 徒歩約25分又はタクシーで約5分
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蒲原城跡を登る |
南曲輪にある「蒲原城跡」の石碑 |
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北曲輪に再現された物見台 |
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