一乗寺

概要:

古くは真言宗善然寺といわれ、後に今川の智将雪斉が臨済宗に改宗した。その後曹洞宗になる。
開基は、土豪の朝比奈兵衛太夫氏秀で永禄年間という。
その後、今川義元の勢力が拡大すると「今川の軍師として活躍した雪斉が当地出身」であったところから中興開山とし
臨済宗に改宗したという。

見所:

曹洞宗に改宗したのは、朝比奈信置である。信置の母は今川義元の娘でる。
信置は、今川氏が滅びると武田信玄に仕え、武田氏の最期の地天目山で自害した。信置は息子の信重と共に郷里の一乗寺に葬られた。

住所:

静岡市清水区清水庵原1937    電話:0543-66-0182

交通:

JR清水駅から、静鉄バスで上伊左布行きにのり、一乗寺前で下車。
一乗寺 一乗寺の境内、枝垂れ桜で有名
中興の祖、朝比奈信置像 朝比奈信置像
経蔵、茅葺きの建物で一切経を保管する。
県内では、珍しい輪蔵である。

最近、改修がなった。
経蔵


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