街角グループの紹介

夜の山里に響く太鼓〜麻機太鼓保存会〜
麻機太鼓・井上会長

毎週日曜日の夜ともなると、静岡市東部・麻機地区の山里、通称滝谷に太鼓の音が響き渡る。
これは「麻機太鼓保存会」の練習である。









麻機太鼓

同会は、「地元の北・浅間神社大祭の出し物に…」と有志が集まり、1986年ごろ発足した。
法月慶満さん(静岡太鼓連盟会長)、井上好弘さん(麻機太鼓保存会会長)らが中心となり、会員も小学生から30人を擁する。









麻機太鼓

発足当時は、手さぐりだったが3年目からは創作太鼓も調子に乗り曲目も増えたという。
今では2尺の大太鼓2基など太鼓10基、しめ太鼓6基をもつ県下有数の太鼓演奏集団に成長した。









麻機太鼓



平成6年静岡市親善使節団として、米国オマハ市に演奏旅行して実力を認知させた。これも練習のため、地区の山里に「プレハブ道場」を作るなどの精進が実ったのであろう。

しかし悩みは太鼓の値段、1尺6寸1基で65万円??という。



麻機太鼓

「ドドドンドン…・ドドドンドドドンドン…・」



平成9年3月23日(日)静清バイパス開通、一日開放デーにも出演するなど井上会長は、調整に忙しい毎日だ。











麻機太鼓保存会:会長 井上好弘
静岡市 北 169−1 電話054−246−3489