2004年3月、静岡市を流れる巴川流域にある麻機遊水地の自然再生を図ろうという官民協働体の「巴川流域麻機遊水地自然再生協議会」が設立された。
巴川の総合治水対策は大別して三つある。
この中で麻機遊水地の整備は、治水機能と公園機能を持つ多目的遊水地として整備されてきた。当初、一時絶滅が危惧されていた貴重な植物や昆虫類も池沼にしだいに復活し始め、野鳥の宝庫としても注目されている。
そこで、この湿原を優先保全するために「人と生き物の共生」をテーマに官民協働体の「麻機遊水地の再生で官民の協働体」が設立された。 設立準備のため、2004年1月設立準備会は、麻機地区の現地視察をして認識を深めた。
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