クリスタル   セレニティ入港で、大歓迎

2004年2月16日、巨大旅客船「クリスタル   セレニティ」(68,870トン)が朝焼けの富士山を背に清水港に入港した。
清水港では、平成2年の「クイーンエリザベス2世」(67,140トン)以来十四年ぶりの巨大旅客船の寄港。

クリスタル   セレニティ(美しい 和らぎ)


うわ〜でかい、10階建てのビルが動いている!!!
午前7時30分、定刻どおり「クリスタル セレニティ(美しい 和らぎ)」は日の出埠頭に、巨体を横付けた。外国女性は美しいが・・・でも大き過ぎる・・・

やがてタラップがおり、船客が姿をあらわす。

船外では記念写真 タラップを下りる世界漫遊の人々


「どちらから、おいでですか?」「カリフォルニア!アラバマ!テキサス!」

フロリダからやってきた退役軍人デービス夫妻は「念願の雪のフジヤマを見て感激。
でも、ベリーコゥルド!!」と港風に震えている。 

船客の多くは年配のご夫婦でパッピーリタイア組が多く「夢の世界一周船旅」を満喫している。

歓迎セレモニーで、小島静岡市長の挨拶を受けたレイドルフ モーレン船長は


「2度目の清水港ですが、いつも市民の皆さんの暖かい歓迎には感謝します」と返礼した。






人気者は、やはり海の男・・・・・・

美女群に、囲まれて
チョッピリ、面映いんでしょうか。

レイドルフ モーレン船長は市民の記念写真にも気軽に応ずるなどやさしさを発揮していた。


さて「クリスタル セレニティ」は、バハマ船籍であるが、船は米国ロサンジェルスのクリスタル クルーズ社所属で、同社は日本郵船の関連会社である。

従って同船の船首には「赤い二本の横波線 郵船マーク」が堂々と付けられていて、海運王国日本の健在ぶりを世界に示している。

二本マストの帆船オーシャン プリンセス




とはいっても、我々一般市民には、船内見学は許可されない。



そこで、清水港の「小さな貴婦人 二本マストの帆船オーシャン プリンセス」で港内遊覧を楽しみながら、海からの「クリスタル セレニティ」カメラ取材をつづけた。




ところで、庶民派の私にとって最大の関心事は、なんといっても、旅行代金。

クリスタル   セレニティ(68,870トン)


船舶代理店に聞いたところ、日本で売り出した「ワールド デビュークルーズ」は
・・・・・・2月15日横浜出発〜5月7日 南アフリカまわりでニューヨークまで83日間の船旅。
お値段は最低価格で、346万円、最高価格で1、714万円・・・・・

ちなみに最高級の客室は「クリスタル ペントハウス(バスタブ ベランダ付)」だそうで一度でいいから、一夜を過ごしたいものである。

さてさて、一夜の旅をお付き合いいただける方は、おいででしょうか。(メールをどうぞ!!!)
                ・・・・それもまた、夢の夢かも・・・・・・・