異常繁殖のホテイアオイを除去

静岡市の麻機遊水地に異常繁殖する水草「ホテイアオイ」は、このままでは沼の表面を覆いつくしてしまうという危惧から、2004年2月14日(土)地元住民や麻機遊水地自然再生協議会メンバー、県、市の職員も加わって総勢百人が除去作戦をした。

ホテイアオイの除去
ホテイアオイ除去作戦

ホテイアオイは、南米原産の外来種で、繁殖力が強く、あっという間に池の表面を覆いつくして枯れると水が腐り生物が死滅するという。さらに麻機沼に自生している「ミズアオイ」などの貴重な水生植物を駆逐してしまう厄介な植物である。

枯れたホテイアオイを除去
枯れたホテイアオイを除去

参加者は、池に入るなどしてホテイアオイを除去し、処理されたのは2トントラック約10台分になった。
「まだまだ、安心できない。常時の監視と除去が必要です」と関係者は話していた。

麻機南中柴上げ漁
麻機南中柴上げ漁

引き続き「麻機南中柴上げ漁」が、地域の人々により行われ、多くの見物客に混じり自然再生協議会メンバーも獲れた魚の料理のもてなしに舌鼓を打っていた。

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